仏典童話

仏典童話<Vol.01>

王様のなみだ

旅に出ている王様のお母さんが急死しました。そして旅から帰った時の王様のために、大臣がとった行動とは?人は、特に親しい人の「死」に直面した時に、とまどい受け入れることができない。そんな王様が、大臣のやさしい心づかいから母の死を受け入れることができるというお話。

仏典童話<Vol.02>

一つぶのケシの種

わが子の死を受け止めることができず、名医を探し求めていた母親が、お釈迦様の所に辿り着く。そこでお釈迦さまに、ある一つの条件を満たした家のケシの実を飲ませると生き返ると教えられる。母親は喜んでその家を探すがなかなか見つからない。疲れ果て途方に暮れる母親がふと気がついたことは・・・。

仏典童話<Vol.03>

一枚の銀貨

なに不自由無く暮らしていた王様が、死後も同じように暮らすことができるように国中の財宝やお金を集め始めました。しかし、集め終わったとき王様はふっと、あることに気がつきます。そのあることとは・・・。人間の欲望の深さや、しあわせとは何かを考えさせられるお話しです。

仏典童話<Vol.04>

ネズミのかじった服

インドの迷信深い男のお話しです。その男は何か普段と違うことがあれば、それは、良いことのしるしか、悪いことのしるしかと、すぐ考えます。ある日、自分の新しい服に空いた穴を見て、悩んだあげく、これは悪いことのしるしであると思い、それを捨てるのですが・・・。いつも迷信などにとらわれている私たちを揶揄(やゆ)したお話しです。

仏典童話<Vol.05>

おろかな企み

昔、ヒマラヤの麓に体が一つに頭が二つという奇妙な鳥が住んでいました。2つの頭同士、仲良く暮らしていたのですが、ある日ちょっとしたことで、けんかをしてしまいます。そこで、一方の頭が、他方の頭を殺そうと企むのですが・・・。私と他人とのいのちのつながりを無視する自己中心的生き方をいましめるお話です。

仏典童話<Vol.06>

としよりを捨てる国

昔、70歳を超えた年寄りは捨てるというきまりがある国で、ある心やさしい男がきまりに従わず、年老いた父親をかくまっておりました。ある日その国が隣の国から攻め滅ぼされる危機が訪れます。王様を始め国中の人が頭を悩ます中、かくまっていた父親の知恵によって国が危機から救われたのでした。「役立つ」とはどんな意味なのかを考えさせるお話です。

仏典童話<Vol.07>

ふしあわせな男

昔インドに働き者の男がいました。ある時働き者の男の所に、おちぶれた昔の友人が訪ねてきます。働き者の男は話を聞くとかわいそうになり、やっとの思いで買った牛を与え、ご馳走しますが・・・・。二人の生きる姿を通して本当のしあわせとは何かを考えさせられるお話です。

仏典童話<Vol.08>

おいしい木の実のなぞ

ある国に、おいしい木の実のなる木がありました。王様はある日おいしい木の実がなるわけを調べることにし、国一番の学者に調査を依頼するのですが・・・。普段、知識に頼り、大事なことを見失っている私たちに知識と智恵の違いを気づかせてくれるお話です。

仏典童話<Vol.09>

二つならんだ穴

昔のインドで、父親と一緒に仲良く暮らしていたバシッタカという若者の話です。バシッタカは父の奨めで結婚し、子供にも恵まれますが、父親が老いるにしたがい父親とお嫁さんの関係が悪くなり、その結果なんと大事な父親を町外れの墓地に捨てることにしてしまいますが・・・。自分の都合を中心に生きる私たちをいましめるお話です。

仏典童話<Vol.10>

食べて寝て、食べて寝て

昔、インド・ヒマラヤの近くにやさしい王様がいました。ある日お庭を散歩していた王様は、花びらが散り、小鳥が死ぬ姿を見て、突然出家してしまいます。何不自由なく暮らしていた王様はなぜ出家したのでしょうか。普段、目先の欲望だけ追って暮らしている私たちに、「いのち」のはかなさを通して、生きることの意味を考えさせられる話です。

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